回りの男性たちよりもむしろカッコいい、宝塚の華やかな世界に憧れる女子たちは大勢います。
美しいけれどそこは熾烈な勝負の世界でもあり、トップを目指し常に切磋琢磨する姿にもまた心惹かれてしまうのでしょう。
愛月ひかるがトップになることが出来ない理由は?
せっかくなら自分がずっと応援してきた方にこそトップになってもらいたいもの、でもそう上手くいくものではありません。
愛月ひかるさんは男役として高い人気を受けているも、星組2番手でとどまっています。
現在のトップはひかるさんよりも下級生である礼真琴さん、就任したばかりですし年齢的にもお若いですから今後しばらくその座に君臨し続けることでしょう。
彼女の後釜としてひかるさんがトップになる可能性が出てくる時には、すでに彼女自身の年齢がかなり上がってしまっているはずです。
ですから、残念ながら2番手で終わるのではないでしょうか。
柚香光と愛月ひかるの違いは?
ひかるさんと同じく男役でありながら、2019年より花組のトップスターとなり活躍を続けているのが柚香光さんです。
コスメブランドの「チャコットフォープロフェッショナルズ」イメージモデルにも抜擢されている柚香さん、華やかなるそのご様子は正にトップにふさわしいと言えるでしょう。
それではひかるさんには華が無いのかと言ったら、そんなことはありません。
厳しい世界で2番手までのし上がるのだって十分に大変なのです。
多くのファンがおり、彼女こそトップにふさわしいと信じている方も大勢います。
なのになぜか、きっと柚香さんと違いひかるさんは宙組配属だったからこそトップになれなかったのだと思われます。
宝塚には「花・月・雪・星・宙」と5つの組があり、その中で宙組はどうやら人事権が弱いみたいで毎度他の組からのトップを輸入してばかりなのです。
個人の実力ではなく組の育成方針が、立場の違いを作っているみたいですね。