持ち家という選択肢の中で「新築の建売住宅」に決まるまで③

さて、前回に続いて持ち家の中で「新築の建売住宅」に決まるまでの流れをまとめていきたいと思います。簡単にまとめようと思っていましたが、書き出すと思ったよリ長くなってしまいましたね。書きたいことはたくさんありますが、できるだけ簡潔にを意識してみたいと思います。

この記事では注文住宅か建売住宅かにするかの検討過程についてまとめました。

③注文住宅か建売住宅か

 

注文住宅と建売住宅においては、どちらが いいと思いますでしょうか?これは自分は、それほどは悩まなかったです。元々最初から建売住宅にしようと漠然と考えておりそれを踏まえて色々と調べてみましたが、最終的にやはり建売住宅で良さそうだなという風な考えで決定できました。

ここではそれまでの流れについて考えたことをまとめてみます。

自分が注文住宅でなく建売住宅を選んだ一番の理由について

これはシンプルに予算の兼ね合いです。考え方としては仮に同じ大きさの家を建てるとして注文住宅で5000万かかるとして建売住宅で3000万で済むとします。

この時の考え方として、

①壁などの質にこだわったり、間取りやレイアウトなど全てのことに自分の好みを詰め込みたいと思うか

②ある程度の質が確保されていればいいのでその分の浮いた差額を他のこだわりに使いたいと思うか

自分はこの二つの選択肢を見比べて、自分はどちらを選びたいかというところを考えて検討をしていきました。本当は最初にただ漠然と考えていたのはそんなにこだわりがないので建売でいいんじゃないという程度のざっくりしたものでした。

たださすがにそれだけではまずいなと思ったので色々と調べてみました。

本当に建売でいいのか?何か粗悪な点はないか?

まずはこの点を中心に考えて調べてみました。

結局はピンキリのようです。

まず高いからと言って安心できるわけでないですし、安いから粗悪で住めたものでないというわけでもないようです

 

・建売のメーカーが粗悪で注文住宅のメーカーは良質であるのか

色々調べた結果高ければ必ず良いメーカーであるとは限らないということはわかりました。逆に安くても熱心でいいメーカーもたくさんあるということもわかりました。結局は高いから安全だというところで安心してしまっていることが1番危ないのではないかと考えたのと、値段で影響はされないのではないかと考えました。

特に大手のメーカーでも評判の 悪い噂はやまほど聞きます。これを踏まえると本当に値段だけではなくその値段で中でも色々あるメーカーの中でしっかりしたところを選んで決めることができるかが重要なのではないかと思いました。

そのためそれを理由にどちらかの選択の根拠にすることにはならないのではないかなと考えました。

 

・注文住宅に比べて建売住宅は、気密性が低く寒さに弱いのではないだろうか?

これは自分も気になっており色々と調べてはいました。ただ色々調べても明確な答えは出ませんでした。そのため実際に住んでみた感想を交えて考えてみたいと思います。

まず見学の際にメーカーさんに言われた内容として「建売の住宅は、もちろん注文住宅に比べては気密性は低いです」ただし、最低限の国が定めた基準は満たしています。」また気密性に関しても、ちょっと値段を上げた程度では大きな違いはないため本当にこだわりがある場合はとても値段が変わってきます

そこに対してそこまででも金をかける価値があるかどうかを一度考えてみてくださいと言われました。そう言われて自分はそれほどでもないなと考えました。まあ普通に生活していてエアコンなどの 暖房器具で何とかなればいいかなと思いました。

 

さて、それを踏まえて実際に生活をしてみた感想です。やはり寒さは壁から伝わってくることは確かに感じます。ただ実際にこまっているかといえばそれほどではないと思います。エアコンを使っても温まらないということもないですし、どこかで聞いたトイレが寒くて暖房器具を使わないと 過ごせないぐらい寒いということも聞きましたが家はそんなことはありませんでした。

この状態から大金をかけて気密性を上げたいかと言われたら間違いなく No と答えます 。そこにかけるぐらいなら他にお金をかけたいです。

これに関しての結論ですが、半年住んでの感想として、「自分は許容範囲で節約して他に注ぎたい部分へお金を回すことができた」と考えられるため、十分満足しています。

 

・建売が安い理由は「質が悪いから」だけではないです。

またもう一つ見学中にメーカーさんから言われた内容として

建売住宅は土地を用意してきて建物だけ同じ値段で作ってくれと言われてもこの値段では絶対できません。同じ条件で作るよりも安くするための企業努力があります。

と言う営業トークを受けました。

その話を聞いて改めて注文住宅というのはそれだけで割高になるため、オーダーメイドというのはそれだけ贅沢なものなんだというイメージがつきました。そして、断熱性の高い壁を選ぶということはいいものを買うためにそこにさらに予算をかけているだけと感じました。

結局自分は家のこだわりは間取りを自分で考えたいというほど明確なものがなかったのでよりお得な方に魅力を感じたということです。

まとめ:ふりかえり

自分は現在建売住宅に住んで半年になりますが粗悪 だなと思ったりレイアウトや間取りに対して自分で決めておけばよかったなと思うことはほとんどありません。そのためこだわりがなく予算の兼ね合いがある場合は建売も探し方次第で十分よい家が見つかると思います。

自分が選んだところは「市内でも建築実績のトップレベルの施工主であり、建売の中でも見た目を重視している物件を取り扱っています」と言っておりました

自分が実際に建物を見学した際にも他の 建売の物件に比べて値段の割には比較的広い物件であり木目調でモダンな雰囲気でありとても好印象を覚えた記憶があります。そういう意味で、建売の中でも探せば満足できるし、外れを選んで妥協するとその程度となってしまうと思います。

〇そして実際に購入した後住んでみても

その通りのイメージ通りに過ごすことができていると思います。そのため、今のところ後悔した項目がないことに関しては事前に調べたことは大成功だったと自分でも思っております。つまり質の良し悪しの考え方ではなく、それぞれの特徴とかかる予算の違いを踏まえてどちらを優先したいかというところを検討するのが重要だと感じました。

建売を決めたとして、自分が満足のいく物件の探し方がしっかりしない結局不満になってしまうと思います。そのためやはり条件を決めてからの物件も探してから実際に最終決定を下すまでの流れが一番大事だなと考えています。

次はその流れについて記載していきたいと思います。

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