さてこれまで、色々と建売住宅を購入してからの感想を色々書いてきました。よかったこともあれば悪かったこともあると思います。特にすべて満足できるわけではない分、気に入らないところは自分で修正する必要があると思います。
今回はリビングの話です。
今回の記事要点:ストッパーを購入してみて
現在はこんな感じです。
見た目も含めて全く気になりませんね。
今回はリビングの隙間風に悩んでいたため、市販の隙間を埋める商品を購入しました。その結果は大変満足できるものでした。隙間風が気になる人には、ぜひ一度お試ししてもらうといいと思えるくらい胸を張っておすすめできる商品だったと思います。
リビングの扉に隙間があり、寒い風が入ってくる
これは建売住宅のせいなのか注文住宅でもあるのかわかりませんが、「リビングのドアの下に隙間が空いてるではありませんか!」最初は少し気になる程度でしたこれは大丈夫かなと思って気にしていました。実際に住んでみました。
やっぱり寒い!!
当たり前ですよね。冬の間は昼間も一日中エアコンで暖をとっています。それなのにそこの時点で隙間があるということは外の冷たい空気が入り放題ということで何か考えているのかなと思いましたが結果として何も考えてなかったんだろうなと思いました。
まあ今更文句言っても仕方ないので、何とかならないかなと思っていろいろと探してみました。そこで色々の中で一番気になったものを試しに買ってみましたが大変効果を感じられたので是非シェアしたいと思ってレビューの記事を 書くことにしました。これを使った後では隙間風で悩まされることは一切なくなりました!
追記:コメントから隙間の意図を紹介してもらいました。
こちらの隙間は2003年から決められたシックハウス症候群予防のための換気用だそうで、
ここを埋めてしまうと換気効率ががくっと下がってしまうそうです。
記事最後にも加筆したので十分確認したうえで判断してもらえたらと思います。
とりあえず探してみました
まず最初に隙間風というものがあることを知らなかったので、実際にどういう商品が売られているかどうかというところから探すことから始めました。サイトで検索をしてみるといくつか候補があるようです。今回は一番評判も良さそうなこの商品を購入してみました。
ユーザー(USER) すきま風ストッパー ドア用 ブラウン U-P675
購入の決め手になったのは、とてもお手頃な値段で買えることと、カッターを使うと簡単に大きさを調整できるというレビューを見て興味を持ったからです。
本格的な DIY をするとお金もかかるし失敗した時に取り返しがつかないと思いますがこの商品であればとりあえず試すこともできるし金額的にも もし違ったら他の案を試してみればいいかなという風な気持ちで購入をしました。
自宅に届いた時の第一印象
さて、実際に届いてからの感想です。受け取った時には、とても長い状態で送られてきました。第一印象は正直思ったよりもちゃっちくて少し心配でした。後は実際に使えるかどうかが心配です。
送られてきた時には 透明なビニール袋に入れられているだけでしたのでとても細長い形状でびっくりしました。ただ本体自体がクッション性の高いものなので、特に支障はないと思います。逆に思った以上に長くていろんな範囲で使えそうです
実際に取り付けてみました
取り付けといっても、長さに合わせてハサミで切るだけで簡単なものです。でっぱりがありましたがそこもただ切り落とすだけでジャストフィットしました。
ただ、一点だけ困ったことがありました。扉の下に通すにあたって、扉に一つ出っ張りがついていました。このせいでスムーズに扉の下に移行させることはできません。
さてどうしたものか。。。
・ここで引越し業者さんがやっていた裏技を思い出しました
この扉だけなのか、他の扉もそうなのかはわかりませんが、持ち上げると簡単にとり外せるようです。その後は妻にも手伝ってもらいながら扉の下に付けた状態で、元の状態に扉を戻していくだけです。
こんな感じになりました。
取り付けた部分を改めてみて分かりますが扉がだいぶ浮いているものですね。この浮いてているスペースをしっかりブロックして、かつ部屋の温度を逃がさないという機能が必要ですがこの商品はその二つを兼ね備えていると思います。
発想がなかなか素晴らしいと思いますが ただ単にドアの真下を埋めるのではなくドアの前後に出っ張りを作りそこで壁を作るという風な考え方が本当に画期的だと思います。これのおかげで完全に詰めなくても十分な断熱性を確保できるしかつドアの開け閉めを押した際にも床が傷つくこともなく開きにくくなることも全くありません。
本当に素晴らしい商品だなと思いました。
使ってみた感想です。
これまで悩んでいたことは完全に改善されました。
ここまで完璧に防いでもらえるとは本当にびっくりしたぐらいです。隙間風が全く出てきません。しかも、床と接着しているにもかかわらず、開閉時にこすれるなどなく、とてもスムーズです。
開きにくくなってしまったり、若干の隙間が残ってしまっても仕方ないかなと思っていたのですが本当のジャストフィットでした。1000円でこのジャストフィットはとても満足しました。他の扉のこのような形なので前に購入していきたいと思いました。
気になる人はぜひ検討してみてくださいね。
ユーザー(USER) すきま風ストッパー ドア用 ブラウン U-P675
*以下コメント欄から隙間についての
指摘をいただいたので引用させていただきます。
この必要性を考慮したうえで、隙間を埋めたとしても換気の重要さを忘れないようにしてください。
ドアのアンダーカットってなに?必要な理由は?
アンダーカットとは、その名の通りドアの下がカットされていて隙間が空いていることをいいます。
新築のドアにアンダーカットがある理由はただ1つ、「換気」に必要なものだからです。
「換気をするならばドアや窓を自分で開ける」と思う方もいらっしゃるでしょうが、アンダーカットは施工会社が勝手に考えて行っているわけではなく、建築基準法に則った正しい施工方法となります。
平成に入ってから、建材などに含まれる化学物質による「シックハウス症候群」という問題が大きく取り上げられてきましたが、その対策の一環として住宅の空気を入れ替える換気システムの設置が義務付けられることになりました。
このシステムが、2003年に建築基準法の改正になった「24時間換気システム」です。
この24時間換気システムは、機械を用いるタイプから、給排気口を取り付けるだけのタイプなど4種類あります。
そして、一般家庭で使用されるのは主に2種類となります。
説明が長くなりましたが、24時間換気システムにより給気口から入った新鮮な空気を室内に循環させるため、ドアに隙間を作って空気の通り道を作ることとなったのです。
それが、ドアのアンダーカットということになります。
ドアのアンダーカットの幅については明確な規定がありませんが、おおむね1cm程度以上あれば換気をするにあたって影響を与えないと考えられています
新築のドアに隙間対策を行う上での注意点
最後に、ドアの隙間対策を行う時に注意したいことをご紹介しましょう。
また、繰り返しになりますが、前項で述べた通りお部屋の換気は非常に重要です。
隙間をテープで埋めたり給気口を塞いだりすることで、どうしても空気を滞らせることになってしまうので、自分の手でしっかりと換気を行わなければなりません。
特に、一時的にガラリを閉じた後は、窓を開けて改めて換気をするなど積極的に空気を入れ替えることを心掛けましょう。
窓を開ける換気は、長い時間でなくても問題はありません。
1回に5分程度でも良いので、こまめに行うことが大切です。
さらに、掃除は頻繁に行うようにしましょう。
室内の空気が流れない時にはホコリも追い出すことができませんから、できるだけお部屋をきれいに保ったほうが健康にも良いものです。
ドアのアンダーカットは、住む方の健康を考えた建築基準法なので無下にすることはできませんが、寒いのを我慢するのも辛いことです。
引用:http://kagu-toshokan.jp/kit0000452-post/