新生児期の赤ちゃんは授乳の前や授乳中にしゃっくりしてても大丈夫なのか?

生児期の赤ちゃんはしゃっくりが頻繁にありますよね。

思えば妊娠中もよくしゃっくりしていると奥さんが言っていたものです。

はじめは胸のあたりがポコッとへこむ様子はびっくりしましたが、
かわいいものでその時の表情をついつい眺めてしまいます。

あと、しゃっくりが出てるときは不思議と泣かずにご機嫌なことが多い気がしますね。

ただ、赤ちゃんはしゃっくりが多いものだとは聞いていますが、
これだけ多くでると本当に大丈夫なのか心配になってしまいます。

特に、止めたほうがいいものなのかと、そのままおっぱいを飲ませてもいいのかが心配になってしまいますね。

そのため、今回はこの辺りの疑問点を中心にまとめてみました。

新生児のしゃっくりは授乳中や授乳前後でも大丈夫なのか?

結論から言うと全く問題はありません。

そもそも新生児のしゃっくりは、長時間続くこともありますが大人に比べて苦しいものでは無いようです。

逆に授乳中は、母乳を飲むことでしゃっくりがとまることもあるので積極的に授乳してあげてください。

赤ちゃんのしゃっくりは大人以上に苦しく見えてしまいますが、実は思うほど苦しくないのです。その理由は「心拍数など大人と比べてかなり早い」ため、痙攣なども早い間隔で起こるためです。そのため、苦しく見えてしまうのです。

ただ、授乳後のしゃっくりは母乳が逆流するかもしれないから、寝かせる時は、横向けで、という注意点がある程度です。

また、少し縦抱きにして背中を軽くポンポンしてあげると、少し落ち着きやすいです。

新生児期の赤ちゃんがしゃっくりを頻繁にする原因は?寒さに影響するって本当?

赤ちゃんがしゃっくりをする原因としては

①おっぱいやミルクを飲む時に一緒に空気を飲み込んでしまうこと

②体温の変化と言われています。

それぞれ解説していきます。

 

①おっぱいやミルクを飲む時に一緒に空気を飲み込んでしまうこと

生後しばらく、赤ちゃんは母乳を飲む量を自分で調節できないため、必ずと言っていいほど飲みすぎてしまいます。

また、飲み方も下手なので空気も一緒に飲んでしまい、お腹が膨れてしまいます。

横隔膜やみぞおちあたりを圧迫されることで横隔膜に痙攣が生じてしまうのです。

特に乳児はまだ横隔膜の機能も未熟のため起こりやすいと言われています。

これがしゃっくりが起こる主な原因となります。

 

②体温が低下するため。

体が冷えるとしゃっくりが出やすいといいますが、これも体温変化の影響で寒くなると

身体が縮こまります。その影響で同時に横隔膜も刺激されてしゃっくりが出やすくなります。

これらは生後間もない頃が特に出やすく段々と出てきにくくなるといいます。

そのため、成長段階では正常な反応なので特に気にする必要はありません。

また、ちょっとした刺激でおこるもので自然に止まるし、赤ちゃんは苦しくないと言われています。

ただ、どうしても気になるときには次の方法で止めてあげるとよいでしょう。


新生児の赤ちゃんはしゃっくりの止め方でおすすめは?

●(授乳したあとに始まった場合の止め方は)げっぷをさせる

1.ミルクか母乳を少し飲ませてみましょう。お茶や白湯でも大丈夫です。

2.授乳後であればゲップを出してあげましょう。
  縦抱きにしてゲップを出す時にように背中を叩いてあげると止まりやすくなります。

3.身体が冷えるとしゃっくりが出ると言われてます。
  温めたタオルをみぞおちあたりに置いて温めてみましょう。

4.おむつが濡れてないか見てみましょう。
  おむつが濡れていると体温が下がって、しゃっくりが出ることがあるようです。

〇注意点:一般的に言われているびっくりさせて止めることは決してしないで下さい。
     赤ちゃんは敏感なため、慣れていないためです。

 

まとめ

今回は赤ちゃんのゲップについてまとめてみました。

初めは思った以上に、たくさん出ることに対して心配することが多いとは思いますが、

結論としては心配する必要がなくて、成長の過程で次第に減っていくとのことです。

また、本人も苦しくないためほおっておいても害はないということです。

ただし、やはり気になるときには上記の方法で止めてあげて下さいということになりました。

 

また参考にしてみて下さい。

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