さて、前回に続いて持ち家の中で「新築の建売住宅」に決まるまでの流れをまとめていきたいと思います。
この記事では新築戸建てにするか中古の戸建てにするかについてです。前回のマンションについては、漠然と考えていましたが今回はより詳しく調べていきました。
②新築戸建にするか中古の戸建てにするか
新築の戸建てと中古の戸建てどちらがいいと思いますでしょうか?これは正直とても悩みました。そして今でもどちらが正解というのはなかったと思います。なので結果として、正解というよりは自分がどこを重視して選んだかというところを重要視したいと思いました。
さてこれも最初の記事で述べましたが最終的には新築の戸建てに決定になりました 。
新築戸建てを選んだ一番の理由について
先に新築にした理由を簡単にまとめてしまうと、その理由は「中古の戸建ては当たりよりも、外れにあたる可能性の方が高いから」という理由です。
新築のメリット大きいからというより中古のデメリットが大きいからという判断です。それでは詳しく見ていきましょう。
中古住宅のメリット
・土地が広く部屋数が多い物件も安い値段で手に入る。
古さを気にしなければ とても広い物件が色々と見つかっております。安くて部屋数の多い物件を希望する場合は中古住宅も十分メリットがあると考えられます。
・タイミングが良ければお得な物件が手ごろに手に入る。
タイミングよく手放すことに出会うことができれば、こだわりの注文住宅に対して相場よりも安い価格で購入できることもあり、新築の注文住宅で5千万円かけた物件を10年ほど使用したものを2000万円前後で購入できるケースもあるかもしれません。
中古住宅デメリット
・ 新築よりも売り出す数が圧倒的に少ない
まず全体数からして、新築よりも少ないです。その中でも、毎月追加される量はさらに少ないです。つまり、ほとんどが売れ残りであり、人気の物件に関しては本当に競争率が高く、すぐ売れてしまうという状況のようです。(もちろん、地域差もあると思いますが。)
また、築40年だったり、和室中心の家だったりと条件を絞らなければ山ほどありますがそれらは今回は除外して考えます。その中で条件に合うものを探してみると本当に少なく感じました。
・築浅は意外と値段が変わらない
これに関しては色々と物件を見ましたが、結局中古の築浅物件で良さそうだなと思ったのはだいたい値段がそんなに安くないです。これぐらいの値段の差であれば使用感などを考えれば選択肢の多い新築を狙った方がいいものに当たる可能性が高いと思います。
・競売の家は安いとあるが、正直縁起はよくない
一番狙い目としては建てたばかりで離婚なので手放すケースだと思います。こういう時は値段よりも、確実に触れることを優先するため相場よりも安くなると思います。ただそれこそ本当にいい物件なのであれば業者の人が目をつけていると思いますし、もし変えたとしても正直縁起は良くないです。
本当に気にしない人であれば大丈夫ですが、住宅に関してはやはり氏神様に挨拶をするという話もよくありますし、前の住人の悪い気をもらうこともあると思いますし、よっぽどの事情がない限りはやめたほうがいいいいのではないかと個人的には思います。
中古住宅を購入してもいいと思うケース
これらを含めて購入してもいいというケースを整理してみました。
- 築浅であること
- 間取りと坪数が自分の希望に沿っている
- 希望する地域に立地している
- 値段が新築よりも、一定量安い。
正直4.が一番難しいと思います。100万円程度の金額差であれば、新築を選んだ方がよっぽどいいと思います。
それ以上安いとなるとそんなにいい物件は売りに出されません。またもし売りに出されたとしても競争が激しく、その道のプロの人が先に買ってしまいます。それに対して、多少なりとも古くてもいいので、土地の広さと部屋数の多さを重視する人であれば十分選択の余地はあると思います。
自分は設備が新しい方を優先させたかったため中古住宅に関してはそれほど魅力を感じませんでした。(そもそも、そのような良い物件は見つかりませんでしたし)
自分の実家も中古住宅でした。
自分が中学生の頃に引っ越したのですがそれまでは社宅暮らしでした。その時に住んだ感想としては、 注文住宅で色々とこだわった住宅であり建ててから10年程度の住宅であるためそれほど古さも感じませんでした。同じ町内であり立地も悪くなかったということで、特に不満もありませんでした。
その時の経験を生かして、 そのような物件が見つかれば自分も中古住宅でも大丈夫かなと思っていろいろと探していました。ただし結果としてそのようなお手頃な物件はほとんど見つかりませんでした。地域差というものが影響をしているとは思いますがやはり中古物件というのは自分が探しているタイミングで出会えるかどうかが大きな差になると考えます。
ぶっちゃけ運次第だと思います。そのため何が何でも中古住宅にしたいとこだわるのだけは避けた方が良いのではないかと思いました。
自分の中古住宅の探し方
そのため中古物件を探さなかったわけではないですが、ほとんど新築を中心にさらすことを行い中古に関しては軽く探す程度でその中で気に入るものが見つかったらいいなというスタンスで探すことになりました。
中古物件は当たり外れがとても激しく寝るのはとても困難に感じたからです。改めて、中古住宅のメリットって古くても大きな住宅が欲しいケースか本当の掘り出し物が見つかった時くらいだと思います。
そもそも作った時期の様子がわかりません。時間がたってどの程度劣化しているかわかりません。どの程度の劣化なら新築よりもお得となるかが素人には判断がつきません。そのため あたりかはずれかをか考える労力を取るくらいなら新築にほとんど絞ったほうがいいと考えたたからです。
逆に、新築は劣化を考えなくていいので、検討項目が少なくて済むと思ったからです。
まとめ:ふりかえり
上記の考え方をもとに基本的には新築を中心に探し、並行して中古物件もあればいいな程度で探しました。これは住み始めてから、新たに実感したことですが、中古住宅でなく新築の物件に住むことのメリットを感じました。
それはやはり「最新式の環境で済むことができること」だと思います!
これは一番声を大にして言いたいことです。家を買うにあたって一番大きなことではないでしょうか。自分のうちの例では、細かいところですが、扉を閉めるときに勢いよく閉めても勝手にブレーキがかかって音が鳴らずに止まってくれます。ここに関しては、こんなものができたんだととても驚きました。
また食洗器も完備されていましたし、浴室暖房に関しても寒い冬にはとても役立っています。そして、何よりオール電化になったおかげで、高いプロパンガスから解放されたのもとても大きいことだと思います。単純に感じますが、古い家と新しい家ではやはり快適さが違います。人生に一度は時代の最先端の住宅に快適に住む生活はしておいて損はないと思います。むしろ随分なぜいたくだと思います!
また部屋数に関しても家は45坪程度ですが核家族であれば十分に感じますし、うちは5LDK であるため部屋数にも不満はありません。自分の仕事が他の人の家にお邪魔することも多々ありますが正直これ以上の広さの部屋に関しては、自分は羨ましいと感じませんでした。別に広さがないとできないことがあるわけでもないですし大きな住宅でステータスにしたいわけでもないです。
自分の家で不自由なく過ごせれば十分だと感じていることに関してはこの程度の広さがあれば十分すぎるほどでした。自分は半年間経っても何も変わりませんでしたしむしろ満足感が増してきているのです。
次の記事では、三点目の「注文住宅か建売住宅か」について言及したいと思います。