新生児で抱っこ紐とスリングはどっちがいいか?安全性やインサートなしについて。

子供が生まれてから、「抱っこ」はいつも考えないといけない課題ですよね。

自分は休みの日に奥さんの代わりに赤ちゃんのお世話をするとその大変さが身に沁みます。
それを経験したのちは、育児休暇なんだから時間はたくさんあるでしょと思っていた当初の自分をしかりつけたいです。

余談ですが、その時にお腹がすいて泣き叫ぶと途方にくれますね。
母乳をあげられるお母さんはずるいと思いました(笑)

そして、赤ちゃんの子守りをしている時に、同時に作業をしながらしないといけないため何かしらの道具が必需品ですよね。

そこで今回は抱っこの時に抱っこ紐とスリングのどちらがいいかを調べてみました。

新生児で抱っこ紐とスリングはどっちがいいか?

結論としては抱っこひもがおすすめします。

両方あればなお良しですが、どちらかを選ぶとしたら抱っこ紐が良いと考えられます。

抱っこ紐はかさばる分、装着時の危険性が低いのがポイントが高く初心者向けという商品です。
逆にスリングは注意点さえ守れば、コンパクトであり赤ちゃんが
落ち着きやすいですが、落下などの事故や股関節脱臼のリスクなどもあります。

うまく使いこなせれば活用範囲は高いですが、リスクをすべて把握しないと

いけない上級者向けといえます。安全に心地よく使えるように練習は

必要ということを肝に銘じる必要があります。

それでは具体的に場面ごとに見ていきましょう。

・寝かしつけ時:スリングがおすすめです。

お母さんとの密着感もあり、お腹の中の丸まった態勢で安心できるため、寝かしつけるのにも向いています。

・外出時:スリングがおすすめです。

スリングは肩にかけて赤ちゃんを中へ入れるだけなので立ったまま可能です。それに対して抱っこ紐は一度赤ちゃんを大か何かに置く必要があるため場所を選びます。

・家事などの作業時:抱っこ紐がおすすめです

新生児の場合スリングではどうしても頭を支えるため片手での作業になってしまいます。それに対してインサートがあれば安全です。またスリングは落下のリスクが高く、物を拾う際にも簡単に落下してしまう恐れがあります。

こうやってみるとスリングの方が軍配が上がっていますね。

ということで言い方を変えます。

抱っこ紐:初心者用

スリング:上級者用

こちらで間違いないと思います!

ちなみに、抱っこ紐はとりあえずエルゴが間違いないみたいな風潮があります笑
うちもエルゴでした。

新生児のスリングは安全なのか?

基本的には抱っこ紐よりも有用性がある反面、危険性も多いようです。

提唱されている危険性について具体的に以下の三つがあります。

①転落
②横抱きによる股関節脱臼
③窒息の危険性

一つずつ見ていきましょう。

①転落について
これはいわずもがなの内容です。ただし、スリングは調整が甘いと簡単に落ちてしまうため抱っこ紐に比べてリスクが高いです。そのため落ちそうになってしまったという危ない体験をした人も多いといいます。

②股関節脱臼について
足は必ず開くこと。横抱きスリングでは股関節脱臼のリスクが高まるという知識を広く呼び掛けています。
参考:日本小児整形外科学会による「先天性股関節脱臼予防パンフレット」より。
http://www.jpoa.org/%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%B3%87%E6%96%99/

③窒息について
これも横抱きにより赤ちゃんの顔が見えない状態で抱っこしていたためと

生後一ヶ月の乳児に股が開かない横抱きでは股関節脱臼を誘発しやすい

新生児の注意点としては
・顔が見える事とおでこにキスができる位置関係を心がける
・必ず片手で頭を支える事
・横抱きは絶対に行わない
この三つはまず必ず守っていただきたい点になります。

これらをうまく把握したうえで、快適な活用をしてください。


抱っこ紐は新生児のうちのインサートはなしだとどうなるか?

こちらも結論としては、首がすわっていないため不安定となります。
そのため抱っこ紐はすべてインサートを使用する手間がかかります。

・・・と、当初は思っていました。

ただしよくよく調べると最新式の抱っこ紐にはインサートがいらない種類があるそうです。

これは自分の常識が覆されてかなりの衝撃でした。

ブランドとしてもエルゴをはじめとして、多くのところから販売されてきているため選択肢の一つとして考えられると思います。

もちろん、最新式である分値段はやや高めですが、
選択肢の一つとしては全然ありだと思いますし、プレゼントとしてお孫さんの出産祝いに送ると大変便利で喜ぶと思います。

まとめ

基本的にどちらも有用であるため、特性を知ることが重要ですね。
それぞれの目的に合った道具を活用しながら
快適な育児ライフを過ごしてください。

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